
➀コース (経済学科)
経済学科では、2年次から以下のいずれかのコースを選択します。
理論・計量分野: 経済学の理論と統計データを用いて、価格メカニズム、経済成長、失業などの経済現象を分析します。経済政策の効果をデータで検証する計量経済学も学びます。
財政・金融分野: 国や地方の財政、金融の理論と実際を学びます。財政と企業活動や国民生活の関係、金融制度と国民経済や国際経済の関係などを理解します。
産業・情報分野: 日本経済の発展と産業構造の関係、中小企業や寡占企業の問題点などを分析します。現代および将来の産業のあり方と情報化社会、知的財産権についても学びます。
歴史・社会分野: 日本を含むアジアやヨーロッパの経済社会の発展と経済思想を学び、現代の経済社会が抱える問題を考察します。
経済心理学コースという、経済学に心理学の視点を取り入れたコースもあります。
➁特長
学生のニーズに応える充実のカリキュラムと少人数教育: 入学後すぐに少人数制の基礎ゼミが始まり、読む・書く・発表する・討議する力を養います。
ITスキルや英語力の向上: Officeアプリケーションの基本操作、プログラミング、IT基礎知識を効率的に学べます。学内でMOSやVBA試験が格安で受験できます。ネイティブ教員による少人数制の英語教育も特徴です。
資格取得支援: ITパスポート試験や基本情報技術者試験に向けたカリキュラムがあります。所定の単位を修得することで、中学校教諭1種(社会・英語)、高等学校教諭1種(公民・英語・商業)、司書などの資格も取得可能です。
経済学部定例講演会: 学外の講師を招き、税や日本経済、世界経済、企業の戦略課題などに関する講演会を年間約9回開催しています。
➂就職
近畿大学経済学部卒業生の就職先は多岐にわたります。主な就職先として、以下のような業種が挙げられます。
知識・サービス創造部門: 情報サービス、公的機関、調査・シンクタンク、レジャー関連サービス、教育サービスなど
生産部門: 製造業、建設業
ネットワーク部門: 通信業、金融・保険・証券業、運輸業、流通・小売業、商社・貿易業、マスコミなど
具体的な就職先としては、南都銀行、富士ソフト、日本生命保険、りそなグループ、みずほ証券、ニトリなどが例として挙げられています。
就職支援体制も充実しており、エントリーシート・履歴書の添削、面接指導、各種セミナーなどを通して、一人ひとりの希望に合わせたサポートが行われています。
より詳細な情報や最新の情報については、近畿大学経済学部の公式サイトをご確認ください。